3月1日(水)〜3月8日(水)清滝テラにて開催します!
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4月1日(土)〜4月9日(日) かつみゆきお 木の仕事 〜木々と出会う〜
かつみさんが50年あまりかけて集め、倉庫で長く出番を待っていた見事な名木希木(貴木?奇木?)変木たちを、今回は板の状態で連れてきてもらう計画です。家具オーダーやこたつテーブルの天板使用など、ご家庭でのいろいろなご相談にも応じられます。プロアマ問わず木から何かを作りたい方にとっても、ちょっとお目にかかれない木たちと出会えるチャンスかも。もちろんかつみゆきおさんが仕上げたいつもの手作り家具や額もありますよ。
5月13日(土)〜15日(月) もんでん奈津代 ツバルのゴザ編みと写真とお話
南の島、ツバルと日本を行き来して暮らしているもんでん奈津代さん、以前から一度やってみましょうとお話ししていた、ツバルの植物「キエ」の葉を使ったゴザ編み(実際にはゴザまでは編みきれないので、小サイズのコースターか鍋敷き)を教えていただき、ご一緒に作ってみたいと思います。ツバルで撮り続けてきた写真の展示、ツバルの人と暮らしと生き方のお話も聞きながら、自分たちの暮らしや生き方も見つめ直してみたいです。
6月17日(土)〜6月25日(日)菅野今竹生(竹紙)、寶介(竹工芸)、濱口祐自(ギターライブ)
竹とホタルと竹林パワー。竹をこよなく愛する実力派の3人が、それぞれのアプローチから竹の力を発揮、表現します。会期中は清滝川にホタルが乱舞する時期、展覧会とホタルを共にご覧いただけます。ライブは6月18日夜に開催予定です。
7月29日(土)〜8月2日(水)石原 友 写真展 「パチマリ」
インドのデカン高原に古代より続く神聖な山がある。毎年大勢の老若男女がその山頂目指して夜間登山しご来光を拝む祭りがあるという。「それって、まるで愛宕の千日詣りみたい!」世界を旅する石原友さんが追いかけてきた「パチマリ」の写真展を、京都清滝で愛宕千日詣りの前後に開催することになりました。立体展示やトークも交え、コアで濃密な時間を創ります。会期中は破壊と創造のチャイ屋「Watte Chai」がやってきて、素焼きのカップでインドさながらのチャイを入れてくれます。31日はオールナイトの予定です。
9月28日(木)〜10月3日(火)sowナラサキシノブ・zucca桂野和美 布と皮の手仕事展 アジアをめぐり、そこで出会った布を持ち帰り、着心地の良い綿を中心とした服をデザイン縫製するsowナラサキシノブさんと、女性ならではの柔らかい皮づかいで、肩のこらないオシャレな皮のカバンや皮小物を作るzuca桂野和美さんが、布と皮の手仕事を披露してくれます。会期中に幾つかのワークショップも予定しています。
11月14日(火)〜11月19日(日)小林斐子草木染織展〜2017初冬彩点〜
滋賀の自然から草木の色を見つけ、手染、手織りし、シルクやウールの着心地の良い服やストールに仕上げるベテラン作家、小林斐子さんの展覧会です。紅葉の清滝を楽しみながら、自然の恵みと手仕事の魅力を味わっていただこうと思います。
今年も濃密な催しをあれこれ企画中です。現時点での予定につき、多少の企画変更や増減もあり得ますので、詳細はテラのHPやお知らせでご確認下さいませ。
]]>今年初めの授業で、私が竹紙についてのレクチャーを行い、竹紙をお渡しして、大学で学生さんたちの制作が続いていましたが、27日が制作発表日のことで、私も合評会に参加してきました。
どんな部屋のどんな場所に置くか、から始まって、自由なイメージで、「竹紙を使う」という以外は思い思いにつくられた照明。
「たけのこ」「観葉植物」「かぐや姫のマンション」「シャンデリア風」「障子・行灯風」などなど、和洋も発想もいろいろで、もちろん完成度に差はあれど、アイデアの芽がそこここに感じられ、小山先生のツッコミも的確愉快で、私にとっても新鮮な楽しさのある合評会でありました。
私が一番面白いと思った(独断と偏見ですが)作品には、ささやかな「テラ賞」をお出ししました。
この作品です。
照明を考える時、大概は、光源をどう覆い隠そうかと考えることが多いですが、この作品は竹ヒゴを紙で挟んだべっこう飴状の竹紙を林立させ、それぞれが向きを変えられる作りになっていて、陰影にも変化があり、ちょっと角度の違う発想とその効果に「いいね!」と思ったのでありました。
最後にみなさんとご一緒に記念撮影。みなさんお疲れさまでした!
小山先生ありがとうございました!
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ジャケットは江崎さんの作品、野の花漢字図です。
そんな音楽の誕生に立ち会えたことを、とても嬉しく思っています。下記に購入できるサイトも載っていますので、ご関心ある方は覗いてみてくださいね(テラ小林にお尋ね頂いてもOKですよ)。
https://cumui.base.ec/items/5063444
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竹紙への思い、伝わったかな?
(ついでに家の中がきれいに片付いたので、ちょっと写真を撮ってみました)
ここ数年恒例になった手作り白味噌も美味しく仕上がりました。
年末のお餅つきの時のこと、ハッとしたことがありました。縁側で搗いたお餅を丸めていたのですが、餅箱の重ねようが悪く、何個かの小餅がつぶれていたのです。「ああ、こんな置き方して、せっかくのお餅つぶれてるやん」とわたしがくどくど文句を言っていたところ、来ていた6歳の女の子がそれを見て、きっぱりこう言いました。「そんなんまた作ればいいだけのことやん」。
いやいや目が覚めました。はい、その通りです。「また作ればいいだけのこと」を、私は何をぐずぐず言っていたのでしょう。
失敗したらやり直せばいい。物事では10か0だけではない。5からでも1からでも、また積み重ねていけばいいのでした。
今年はもっと気持ちに余裕を持って、おおらかに日々を送っていくことにしましょう。「失敗したら0になる」のではなく「またやり直せばいいだけのことやん」と思いながら。
みなさま、今年もよろしくおつきあいのほどお願いいたします。
ご飯と猪鍋を炊くおくどさんの湯気の向こうに見えるギャラリーと作家の鈴木勇子さん(上)、お料理を作ってくれたお山カフェの市川(村井)ユウコさん(下)。なかなか他では見られない光景でしょう!
そして、お料理はといえば、それは素晴らしい「地球からの贈りもの」でした!
自給農家であるお山カフェで採れたお米と畑から運ばれてきた野菜の数々。その大地の力強いエネルギーがユウコさんの手を通して私たちの食卓にしっかり届けられ、私たちはそのエネルギーをがっしり受け止めたーまさにそんな想いを居合わせた皆が抱いた料理であり、料理を超えた会となりました。
ああ、真剣に料理と向き合い、皆の話も聞き逃すまいと思っていたら、、、案の上、写真撮り忘れました、、、(残念、、でも胸の中には確かに残る料理でした。いやお腹の中にか?)。
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なんだか、とても良い気の流れる会場です。
2階にも出し惜しみなくずらりと並んでいます。
搬入を終えて日が暮れて。
明かりが外にこぼれだす時間。
朧月を見ながら帰宅しました。
明日からどんな人とどんな時間を紡ぐことになるかなあと考えつつ。
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11月は紅葉もあって慌ただしい日々でしたが、正月までの支度も少しずつ。
夏じゅうお世話になった網戸を洗って片付け、
干し柿と柿酢を作り、
お正月用の白味噌を仕込みました。
どれも時期を逃すとできないものなので、季節に追われるようにして、やるべきことをしています。
そして、これまた年末恒例の「竹紙干支はりこ」も出来上がってきています。
来年2017年は「酉」年です。これまで飾られてきた「申」も少し肩身が狭くなってきたようで、、、
はりこ購入ご希望の方は、西陣テラ、または清滝テラにて販売中です。ご遠方の方にはご送付もしています。
価格1500円+税=1620円 送料200円+ です。
]]>「陶芸は地球が材料です。地球がわたしを通じて変容し器になります。考えてみれば、陶芸だけでなく、わたしの暮らしも全部地球が提供してくれているモノ(者と物)を媒介にしたコミュニケーションで成り立っています。」
という彼女の言葉にはうなずかされます。なにせテラはラテン語で「地球、大地」を意味する言葉ですから、彼女の手を通じてやってくる「地球の贈りもの」がとても楽しみです。
今回は京北に住むお仲間の賛助出演もあります。
12月7日(水)12:00~15:00
京北の自給農家・お山カフェ村井ユウコさんによる自然の恵みいっぱいの昼食と勇子さんのお話。参加費2000円
12月10日(土)13:00~15:00
きしもとタローさんの笛とブズーキ、熊澤洋子さんのバイオリンによる古今東西の伝承音楽演奏を、タローさんのトークと共にお楽しみください。そばにこだわるSOBACafeさらざんのそば粉を使ったスイーツと飲み物も会場にてお楽しみいただけます。参加費2500円
会期中作者の鈴木勇子さんとテラ小林は全日在廊予定です。
初冬の静けさを取り戻した清滝テラにて、薪ストーブを焚いてゆっくりじっくり皆様をお迎えしたいと思います。
屋外も鮮やかですが、室内も負けず劣らず鮮やかです。
昔から知られた野生植物も染織材料となっていますが、身近な葛や桜、家庭の庭にも見られるハーブ類や花、畑の植物なども材料となっています。
そして、今回は、真綿引きのワークショップも開催中です。
小林さんが修行時代を過ごした郡上紬のやり方だそうですが、釘を打って広げた真綿から繊維をすくい取って、糸を紡いでいきます。
面白いのは、最後に糸をまとめるとき。予想外なものを使うこと。
ちょっと「ええっ?!」いう感じ。なぜ、これを使い、どう、これを使うのか?
う〜ん、昔の人の知恵は面白いです。
ワークショップは会期中毎日実施していますので、興味ある方は是非やってみてください。
先週まではまだまだと思っていたのに、ここ数日で見る間に紅葉が色づいてきました。
たぶんこの1週間ぐらいが清滝周辺の見頃になりそうです。
手前の鳥居本、愛宕寺あたりも黄色から真紅までの様々な色合いの紅葉が見られて美しかったです。
明日は搬入日で、明後日11月15日から11月20日まで、小林斐子染織展開催です。
嵐山周辺は人も車も多くなりますので、清滝に来るコツとしては、嵐山の渡月橋周辺を避けること。
車も人も、丸太町通り以北はさほど混みません(もちろん清滝も混んでいても知れています)。
阪急電車、京福電車の嵐山駅〜渡月橋周辺までが一番混む場所ですので、混雑に巻き込まれたら、丸太町通りあたりまで歩いてしまう方が早いと思います。
市内から来られる方は、市バス93番や91番で清滝道(バス停嵯峨瀬戸川町、嵯峨釈迦堂、大覚寺)あたりまで来て、京都バス清滝行きに乗り換えるという手もあります。
JR嵯峨嵐山駅から来られる方は、北口に出てタクシーを捕まえる、または少しだけ歩いて丸太町通りからタクシーに乗るか、少し歩いて清滝道で京都バスに乗る手もあり。
ではでは、艶やかな紅葉をお楽しみください。
]]>苅谷さんに選んでいただいたのは「驚く」ことばの授業でした。
「びっくりする」「はっとする」「どきっとする」「息をのむ」「腰を抜かす」「肝を潰す」など、驚く言葉はいろいろあります。
いろいろなことばの違いを考えるのかなあ?でも、わかるようでいて違いをことばで説明するのは難しいなあ?当たったらなんと答えようかなあ?などと考えていましたが、大村授業の(今回の先生は苅谷さんですが)流れはちょっと違いました。
たくさん書き出された驚くことばの中から、好きな(気になる)言葉を選び、そのうちの一つを使う場面の文を作ってみましょうというのです。
ことばを分類的に考えるのは難しくても、驚くシーンを考えるのは、そう難しいことではありません。誰もがみな持つ驚いた経験やその時の状況を思い起こして、あらかじめ書き出された驚くことばのどれかを使ってみるのは、誰にとってもスムーズな作業だったと思います。
そして、それぞれが書いた文章の前後の場面描写から、この人はどんな「驚く」ことばを使ったのか、「ドッキリ」だったのか、「ぎくっと」だったのか、「ギョッとした」だったのか?「このことばはこのシーンにはちょっと違うな」「ぎくっとには何か後ろめたさが感じられるかも」など、具体的な場面を一緒に辿っていくのです。すると、難しく考えずとも、ことばはいつの間にか絞り込まれ、かなり具体的に見えてくるものがあるのでした。
ああ、そうか、ことばは辞書のようにならんでいるものではなく、生きていて、その状況や場面や思いの中で使おうとした時、自然と一番ぴったりしたことばが出てくるものなんだなあ、大村先生は、それを導き出す授業をしていたんだなあ。そして、そうした小さな訓練の積み重ねの中で、語彙は増え、ことばに関する感性は磨きだされていくものなのだなあ。
誰もがスルッと楽しく入り込めて、それでいて確実に得られるものがあるような、不思議なマジックショーのように感じられる授業でした。
ことばをめぐっては、いろいろな角度から、いろいろ考えたいこと、話したいことがたくさんあり(実際個性的な面々からいろいろな話や言語や歌も出て)、いつも尽きせぬ気がするのだけれど、この日の授業では、人に想いを伝えるために一番的確なことばを選ぶ、その基本練習を見事にさせてもらった、そんな気がしました。
みなさんとともに「ことば」とまじめに向き合った、楽しい貴重な1日でありました。
]]>2016初冬彩点 小林斐子草木染織展 開催します。
武蔵野美大で日本画を専攻し、郡上紬の人間国宝、宗廣力三氏に師事して紬織りを学び、染めと織りを40年続けて来られたベテランです。自然の中から色を探し、染め、織り、日々の暮らしに生きる洋服という形で、多くの人々に届けています。
軽くて暖かいシルクを中心に、ウールや綿のコート、ジャケット、ブラウス、ストールなど自然の彩りが並びます。
今回は、真綿(絹です)から糸を紡ぐワークショップを予定しています。
会期中の各日3名まで。参加費2000円。所要時間は1時間程度。予約優先です。
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