2011.06.02 Thursday
染色とランチの会 ご報告
5/29の染色とランチの会の様子をご報告。
あっという間に梅雨入りしたと思ったら、台風もやって来て、あいにく雨の中でのイベントとなりました。でも、10数名の方々が、欠席もなく元気に参加してくださいました。 まあ、雨も降れば風も吹くのが自然というものです。 自然の恵みをいただこうというのに、都合のよいことばかりを言ってはいられません。 庭の雑草数種を試し染めして、本番は何で染めるか最後まで迷いましたが、1種類は、庭のオリーブの葉と茎を使い、薪ストーブの灰を媒染にして染めました。 もう1種類は講師の北代るりさんがインドから持ち帰ってくれたインド茜の根です。 お料理教室みたいですが、これはオリーブ染色中。 後ろの方に干してある赤い布がインド茜染めです。 オリーブは、レモンイエローに染まりました。 (なにせ雨の中だったので、仕上がりの写真がなくて残念!) 染料も媒染も自然のものだけで、液も台所や庭に流してもちっとも気にしなくていいのがありがたいなあ。 (実はこのイベントの前後、家の雑草染色に凝った私は、試し染めとおさらいで、台所のコンロと鍋で4日間染色三昧でした...) そして、染色のあとはお楽しみのランチ。 こちらもバタバタしていて肝心の料理をちゃんと撮り忘れてしまいましたが、 戻りガツオのキッシュ(タカキビのクリーム) あらめと糸寒天、切り干し大根などが入ったあえもの ワイルドライスや数種の野菜や豆が重ね炊きされたスープ ほうじ茶とショウガのケーキ 自家焙煎コーヒー、ハーブティー バターや小麦粉、砂糖を使わず、雑穀や穀類を生かしたアレンジで、素材や自然の風味をていねいに生かした三木晶子さんのお料理、 おいしかったなあ! 満足、ほっこりです。 これは食べ終わっちゃったところですが、菅野家からもらった安政2年と明治25年のお膳も大活躍。ひとりずつ配膳できるし、最後はそれぞれに台所まで運んでもらえるので、案外便利で使いやすい。昔のものって、当時の用途に応じてようできてるわ。 雨の1日を、西陣テラ(我が家)の身近な自然とお部屋で楽しんでいただいた企画でありました。雨にぬれながらも参加してくださった方々、お疲れさまでした。 いつかまたやりましょう! 我が家にも案外染料植物が生えていることを再発見した私です。 これにて5月の西陣テラでの「暮らしの中のイベント」は終了です。
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