いよいよ今週末から「紀伊国の手しごと作家たち」展が始まります。
9人の個性異なるメンバーがそれぞれの作品を出してくれますが、17日、18日には、「世界を旅する創造と破壊のチャイ屋」Watte Chaiさんが会場に来場、スパイス香る濃厚なチャイを入れて下さいます。
「世界を旅する」「創造と破壊の」「スパイスの効いたチャイ」どの言葉にも惹かれてしまいますが、さて、「わってちゃい」っていったいどういうこと!?と思われる方もいらっしゃると思いますので、ちょっと石田佳織さんの言葉をコピペさせていただき、ご紹介します。
(以下、石田佳織さんのコメント引用)
17日(土)18日(日)の二日間
世界を旅する
創造と破壊のチャイ屋 Watte chaiさんがチャイ屋をしてくれます
その場でスパイスをすりつぶし、淹れてくれるチャイは
濃厚で癖になる味です
そして、そのチャイカップを飲んだあと
割ってもらうのですが(割らんともってかえってもOKです)
そのあと、私が持って帰ってすりつぶし
また土に混ぜて使うのです
それは私の焼き方が野焼きなので
土を荒くした方が野焼きのときに割れにくくなるために
そうするのですが
割るのを躊躇する日本人ですが
再生のお手伝いをしてくださいと言うと
「それなら」と協力してくださいます
そもそも、本場インドでは紙コップの乗りで
飲んだらポイッと割るらしいです
数年前に、はじめてwattechaiさんから注文を受けたときは
「割りたくなる器」といわれ、どんなんや〜と理解するのに
時間がかかりました
最初は、手がかかりすぎて、きれいに作りすぎて
こんなんよ〜割らんというものしか作れなかった
それから試行錯誤し
手数がかかったら、割られへんねんやと思い
ひゅいひゅいひゅいと3回以上はかけずに轆轤を回し
ようやく、近づいたかなと思い出せてるとこです
そもそも、器の修理を行っている私が
なんで、割りたくなる器????と思いますが
最近ようやく
器は器でしかない
食べやすいように葉っぱから少し毛がはえたものだった
今では自分が器を作るに当たって
おごり過ぎないように
言い聞かせるいいプロセスになって
チャイカップを作るたんびに
ぶれてる芯が軌道修正されています
以上