2015.04.06 Monday
菅野今竹生展終了
4月4日は、菅野今竹生展のお話会でした。 雨がちの予報にもかかわらずお天気はすばらしくよく、今回書でご協力いただいた早瀬紀子さんも和歌山から来訪してくださいました。 お話会は和やかに進み、菅野さんが今回なぜ百人一首にこだわったのか、 故郷福島への思い、福島の生家近くで読まれた、源融のうた みちのくの しのぶもぢずり たれゆえに みだれそめにし われならなくに を中心として、百人一首への関心深まり、また、作品にもその思いを反映させていったことなど話していただきました。 また、来てくださった方からは、竹紙への質問も活発に飛び、実際の材料も見せていただきながら、竹紙づくりの解説もしていただきました。 今回、竹の繊維を草木染めして乱れ模様を創作した菅野さんの創作竹紙は、いにしえに故郷でもおこなわれていたという「しのぶもぢずり」をイメージして作った作品だそうです。 菅野さんの「原点回帰」が、これからの創作活動ともつながって、新たな展開を持つことができたらいいなあと思った次第でありました。 もちろん最後はみなで百人一首かるたとりやりました。 (すみません、、、残念ながら、話に入り込んでしまい、カメラ撮影忘れました、、、。) そして、4月5日、会期は無事終了致しました。 ありがとうございました。
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