2月末から早春の清滝で開催される向坂典子さんの展覧会です。
2月28日(土)〜3月8日(日) 清滝テラにて 11時〜17時
若狭の一滴文庫に窯を構えて20数年、窯場横の土の採取から始めてこねて釉薬も調合し描いて焼き上げる陶芸はもちろん、青柿を採って絞って染め縫製まで仕上げる柿渋染めの布など、自然と遊び、自然から(一から十まで手作りで)つくりあげた作品が並びます。
暮らしに使いやすい日々の器、お抹茶茶碗や茶道具、新登場の「イヤープレート」、柿渋染めのタペストリーや袋物、Tシャツ、野花のスケッチ楽しい小皿、鳥獣戯画の立体などなど、、、。
モチーフにたくさんウサギが登場するのは、向坂さんが大のウサギ好きだから。
さきに我が子のようにかわいがってきたウサギさんがなくなってから、しばらくちょっと寂しい一人暮らしが続いていましたが、先日、ついにニューフェースの家族がご自宅にやってきたようですよ!(白黒模様のヒマラヤンという種類のウサギで、なかなかのおてんばさんらしいです)
今度の展覧会には、きっとご同伴されることでしょう。
タイミングが合えば、ご対面の機会もあるかも?
また、この季節の清滝テラは、薪ストーブを焚いていますので、こちらもひょっとしてタイミングが合えば、ストーブを利用したお楽しみもあるかもしれません.
(じつはこの薪ストーブ、暖をとるだけでなく、オーブンにもなれば煮込みコンロにもなるすぐれもので、会期中滞在する向坂さんの食生活を支えています)
なにせ、向坂さんは、陶芸家ですからね、「こねる」と「やく」はお手のもの。そして、「こねる」と「やく」って、ほら、料理にも共通するでしょう。だから、向坂さん、料理も得意なんです。
う〜ん、たのしみですねえ!
ってちがいます。清滝テラは展覧会場です。
どうぞゆっくりじっくり作品をお楽しみ下さいね!
3月3日のひなまつり野点は、清滝を散策して早春の川原でお茶会するちょいワイルドな野点です。
お抹茶、お菓子を楽しんでいただくのはもちろん、参加費には、向坂さん作のお抹茶茶碗とお茶碗を包む柿渋染めの大津袋が含まれています。お好きな柄をお選びいただき、大津袋の縫い仕上げもして、銘々が袋に入れたお茶碗を持って茶会に出かけます。
(写真には着物姿の猛者もおいでですが、渓流沿いの山道散策もありますので、どうぞ歩きやすい軽装でおいで下さいね!)
毎回好評の「なんちゃって金継」は、会期中のご希望日時をご予約の上金継したい陶器をご持参いただきましたら、ご指導致します(2時間程度必要)。