2011.02.27 Sunday
ラオス竹紙の旅記録9 竹紙づくり
ナムディ村の奥の川原で、さらに詳しく竹紙づくりの様子を見せてもらった。
竹は3月から8月くらいの間に伐り出し、石灰とともに容器に入れて、水に2ヶ月ほどつけ込む。
軟化した竹をとり出して、袋に入れて川にさらす。
軟化した竹を杵と臼でつぶしていく
パルプ状になったところでネリをまぜる
これはネリに使っている植物。名前は不明だが、つる性の植物の茎とのこと。
水につけるととろみが出てくる。
写真手前にあるこし器(へちまで手作りしている!)でネリをこす。
ひょうたんの柄杓でよく混ぜて紙料の出来上がり。
ひしゃくで少しずつ水を撒くようにして紙料を布に乗せていく
布の上にまんべんなく紙料をおき、水を切る
水を切ったら立てて干す
川原に乾くまで干しておく
「布から紙をはずすときはどうやるの?」と私が聞いたところ、
髪にとめていた銀のかんざしをさっとはずすと、それを紙の端の部分にあてがって、すすっとはがしていった。かっこよかった!
よっしゃ出来上がり。
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