2014.10.01 Wednesday
かつみゆきお展終了
かつみゆきお展は9月28日盛況のうちに終了、かつみさんは29日の搬出を終えて、静岡に帰っていかれました。
27日にはかつみさんのお話会の第2回が行われましたが、まさに、その日、木曽の御岳山が噴火、多くの犠牲者の出る大惨事となりました。 かつみさんのお話でも、長い登山行の中では、凍傷で数ヶ月にわたる入院を経験したり、雪崩に巻き込まれて、テントも食料もなくして命からがら戻って来たり、様々な経験があったとのことです。遭難者の山岳救助も経験されてこられたかつみさんですが、やっぱり山はあなどれない、何があるかわからない存在だ、とおっしゃっていました。 木曽の御岳山と言えば、私も登山の経験があります。3000mを超える高山でありながら、意外と気楽に誰もが足を運ぶ山でもあり、さほどの装備もせずに、ハイキング気分で登り、(高山病で?)頭痛に悩まされた覚えがありますが、まさかあの山で、こんなに突然の噴火が起きるなんてと、信じられない思いです。 先日来の台風や大雨の災害でも感じましたが、自然の力は圧倒的に大きく強く、その前では人間の力は圧倒的に小さく無力に感じます。 科学が進もうが、様々な道具が開発されようが、そのことを受け止めつつ、人間は生きていくしかないのかなと、噴煙上がる御岳山のテレビを見つつ思っています。 |