2013.12.08 Sunday
いよいよ最終日
「山里は冬ぞ楽しさまさりける」展もあと1日となりました。
あっという間に日が過ぎてゆきます。 12月5日は、出展作家たち自身が作る里山風食事会でした。 それぞれの家の畑で作った野菜や、地元産の米、食材を使い、作家たちが、暮らしの中で日常的に作っている料理を皆さんにお出しし、暮らしのこと、もの作りのことを話そう、、、そんな試みでした。 この日の薪ストーブ料理は、カボチャのグラタンでした。 とろりととろけるチーズはお手のものです。 この日も、みなで多くを語りあい、和やかでおなかも心も満ち足りた1日となりました。 午後にはフェルトで作るクリスマスオーナメントのワークショップもしました。 針でチクチクするニードルフェルトは、時間はかかりますが、フワフワと優しく、とてもかわいい飾りになりました。 そして、7日には、湯浅徳子さんが、手作りした紙芝居もありました。 戦時中の疎開体験を地元のお年寄りから聞いて、それをもとにお話を作ったもので、パステルで大判の絵を書いて、朗読する(鳴りものも)、まさに自作自演の紙芝居です。 残念ながら、今回のお客は大人ばかりでしたが、紙芝居をきっかけに戦時中の話や、まさにこの日に成立してしまった秘密保護法案のことなども、みなで話すことができました。 普通の暮らしの中に忍び寄る危機、普通の人々が、しっかり受け止め考えていかねば、またこのお話のような戦争の物語も生まれかねないねと、みなで再確認するひとときでもありました。 画面を共有できる、臨場感あふれる紙芝居は、語り合いの場としても、やってよかったなあと思いました。 あと1日、どんな出会いや体験が生まれるでしょうか。 |