2013.10.27 Sunday
もんでんさんとツバルのお話
もんでん奈津代さんの写真展とツバルを巡るお話会が終了しました。
希望者は、テラのおくどさんで炊いた秋の炊き込みご飯を食べたあと、 いよいよ午後からお話の会始まり始まり。 まずはツバルの祭礼のビデオを見て、島の雰囲気に入り込みます。 もんでんさんも持参の花冠と腰ミノを着けて(ツバルの植物の葉でできていて、草木染めもしてあって、きれいなんです)、島の踊りと歌を披露してくれます。 日本にいた時のもんでんさんの生活、出産後子どもを抱えた母親としての閉塞的状況、そこから脱出したくて南の島に飛び出していったこと、そして、南の島のおおらかな暮らし、食べ物の採取について、自分の子どもであるかどうかを問うこともなく、みんなで助け合い育て合う子育ての形、などなど。 ツバルの生活の最後は、日本とは大きく異なる死の受け止め方についてでした。 小休止の後は、車座になってのお話会。 もんでんさんに聞きたいことも、参加者同士で話したいことも、いっぱいあって、 う〜ん、まだまだ時間が足りない〜! あっという間に終了時間オーバーとなってしまいましたが。 まずは、いろんなこと考えるきっかけを持てたこと、日本の生き方、考え方だけがすべての基準ではないと知ったこと、もんでんさんも来た人同士も出会い知り合いになれたこと。 今度電車かバスに乗って、次にきた子どもか大人の席がなかったら、「膝に座ってもいいよ」と言えるかな?(ツバルではそうなんですって)。それはちと難しいとしても、みんなでみんなを守り育てる暮らしが、少しなりともつくっていけるといいなあ。 そんなことを思いつつ、会は終了となりました。 今回は、司会進行を子育て真っ最中のお母さん二人にお願いしました。 ひとりで最初から最後まで抱えてやるより、肩の荷軽く、また楽しい時間でした。 岡林さん、関さん、ありがとう! そして、もんでん奈津代さん、ありがとう!(終わった夜は夜勤だったんだよね) 最後に、今回は、子連れのお母さんもけっこう多かったのですが、なんとかかんとか皆さんに話を聞いてもらえてよかったです。子ども同士も遊んでくれたし、何となく、みんなの中にもツバル流でいこう、が浸透したような、、、、。 そんな思いが少しずつでも広がっていったらいいですよね。 |