2011.01.17 Monday
福、来たる!
1月16日、石見神楽の公演日。
日本全国は大荒れとの報道に違わず、京都は雪。 必死の思いで清滝のバス停までたどり着くと、そこはこの景色。 転げ落ちぬよう気をつけながら坂道を下るが、 うわあ、どうしようと思いつつも、思わずその美しさに見とれる。 テラは雪の中に。 誰か来てくれるだろうか?だいたい舞子連中も来られるだろうか、との不安を抱くが、ともかくはせっせと薪ストーブに薪を放り込みつつ準備準備。 そして....? 来てくれました。 熊本から、佐賀から、北九州から、小豆島から、そして、大阪、京都から。 もちろん高橋さんも。京都造形大の瓜生山舞子連中の8人も。 みんな来るの大変だったでしょう...。 石見神楽の開始。 予定していた「恵比須大黒」に先立ち、「塩祓い」という場を清める演目もしてくれて、 会場には清々しい気が漂う。 そして、出ました。恵比須大黒。 愛嬌たっぷりに会場に笑いを振りまきます。 観客を巻き込みつつ、めで鯛をつり上げます。 まだここまでは、龍神は見えないの。 そして、恵比寿大黒が、ご開帳してくれる、というのが今回の演出。 開かれてライトを浴びた龍の目が、ピカッと光ったと後で観客の方々が言っていましたよ。 なんか会場には幸せな空気が満ちあふれ、みんなの心に福が来たに違いないと私には思えたなあ。 おくどさんでお餅を焼いて、薪ストーブでコトコト煮込んだおぜんざい、みんなで食べた。 おいしかった! 外は寒かったけど、心は温もって帰ってもらえたかな? そうだったらいいな。 |