2011.08.03 Wednesday
菅野展始まりました
菅野今竹生さんとあゆみさんの展覧会「竹と綿」始まっています。
玄関をはいると こんな世界が広がっています。 正面の障子風のついたては、今竹生さんの竹紙が象徴的に表現されている最新作。 透けるようでいて透けすぎず、風が通る軽やかな障子。 左手にある長い作品は、手前の生成りがあゆみさんの木綿布。 その後ろの2枚が今竹生さんの竹皮紙と若竹紙。 それぞれの植物素材が変化して作品となっているわけですが、 二人の素材は異なれど、どことなく統一されて近い感じも受けますね。 手前の灯りは古い建具を利用した照明。 あんどんの灯りを思い出させてくれる、柔らかい光。 あゆみさんの木綿布は、シンプルだけれど飽きのこない、使うとさらに心地良さが伝わる布。暮らしの中で使いやすいふきんや手ぬぐい、ショール、枕カバーなどへと形作られています。 大判の布は、赤ちゃんの肌掛け布団にもおばあさんの膝掛けにも使えそうです。 明日はいよいよ今竹生さんのギャラリートークの日です。 そうそう、私たちが日々精出してようやくなんとかでき上がった台所 こんな感じになりました。 使いやすいです。 そして、行ってまいりました! 愛宕千日詣り!! 夜7時出発、帰宅は午前1時すぎって、時間ちょっとかかりすぎ〜。 (足を引っ張ったのは私です) でも体へろへろ、足ガクガクながら、気分は爽快です。 山頂は霧が立ちこめ、数十m先も見えない位。 大勢の人がいるはずなのに、霧のために誰もいないようにも感じます。 たくさんの提灯が下がり、濃霧の中から、時折、人々がふうっと現れ、またふうっと消えていきます。山頂に着いた時にはホラ貝が鳴り始め、山伏達がごま焚き法要で火を燃やし始めてもいて。 なんだかこの世のものとは思えない光景でした。 しっかり火の用心の御札とシキミをもらってきましたよ。 やったあ! と、私が帰ってきた後、思い立った菅野今竹生さん、午前2時から愛宕登山。 こちらは5時頃帰ってこられました。はやい! |