2011.01.13 Thursday
お神楽の若者達
昨日は瓜生山舞子連中の学生と打ち合わせ。
京都造形大の稽古場から太鼓や衣装やお面を清滝へ運びました。 大学の稽古場の上は松林が広がり、まるで山に来たようです。 こんなところで学生生活、いいなあ。 大学では、8年前より学生たちがプロジェクトを組んで、島根県の温泉津温泉の神楽団と一緒になって、一度は途絶えた神楽の歴史を再興している、だけでなく、さらにステップアップさせて、町おこしにも一役二役かっているらしい。 学生たちは、年末年始、温泉津の公民館に泊まり込んで、地元の温泉津舞子連中とともに新春公演していたとのこと。演目も型にはまったものだけでなく、本来あるべき芸能の自由さを得て増殖しつつあり、地元の人々にも親しまれている。 今では地元でお神楽をやっている人や、大学卒業後、島根に就職してしまった人もいるらしい。 他校の先生や高校生にも神楽熱は波及し、今では海外公演もあるそうだ。 現代の若者は内向き思考といわれるけれど、舞子連中やるじゃん! そうやって知らない人や社会と関わる中から学ぶ事っていっぱいあるよね。 学問はいろいろなところでいろいろな形でできる。 新春に若いエネルギーとコラボ出来るのは、うれしいな。 明日はいよいよ搬入で、高橋さんの龍神が清滝にやってくる! |