ギャラリーテラ京都

(旧)Blog ギャラリー&ショップ テラ 清滝 西陣

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向坂典子作品展のご案内

向坂典子作品展〜自然と遊ぶ 自然から創る〜

3月1日(水)〜3月8日(水)清滝テラにて開催します!

 

| 清滝テラ | 09:30 | comments(0) | trackbacks(0) |
小林斐子草木染織展のお知らせ

11月15日(火)〜11月20日(日)

2016初冬彩点 小林斐子草木染織展 開催します。

武蔵野美大で日本画を専攻し、郡上紬の人間国宝、宗廣力三氏に師事して紬織りを学び、染めと織りを40年続けて来られたベテランです。自然の中から色を探し、染め、織り、日々の暮らしに生きる洋服という形で、多くの人々に届けています。

軽くて暖かいシルクを中心に、ウールや綿のコート、ジャケット、ブラウス、ストールなど自然の彩りが並びます。

 

今回は、真綿(絹です)から糸を紡ぐワークショップを予定しています。

会期中の各日3名まで。参加費2000円。所要時間は1時間程度。予約優先です。

 

 

 

| 清滝テラ | 00:33 | comments(0) | trackbacks(0) |
薪ストーブに火を入れました

今日、今シーズン初めてストーブに火を入れました。

まだどうしても、というわけではないけれど、火を見ているだけで温かい気持ちになります。

 

こちらは18日におこなわれたモビールづくりのワークショップの様子。

みなさん和気あいあいと作業に取り組みます。

材料は用意されていますが、どんな形にするか、どんな材料をつけるか、は自由なのです。

参加者「橋本さん、これどこにつけたらいいですか?」

橋本さん「さあ〜?、それは人それぞれ感覚が違いますからねえ〜」

これはこうしなさい!つぎはこうして!というワークショップとはひと味違う、橋本さんらしいゆる〜りとした空気のワークショップなのでありました。

でも、自由ってむずかしい!

 

会期は明日23日まで、あと1日のみですが、橋本作品に囲まれて、薪ストーブで暖まり、心にひと息つきたい方、どうぞいらして下さいな。

| 清滝テラ | 15:37 | comments(0) | trackbacks(0) |
橋本治ワールド始まります!

橋本治作品展「形の情景」明日10月15日(土)〜10月23日(日)

今日は橋本さんとご一緒に搬入飾り付けでした。

「お手伝いはどのように?」とお訊ねすると、困った顔で「どう指示したものかわからないです、、」とのお返事。

自分のペースで考えた方がいいのかな?と思い、見守っていると、

橋本さん、おおかたの作品を2階に上げてしまいます。「1階はどうなるの?」と???でしたが、飾り付けは静々と進みます。

夕方になってみれば、あら、いつの間にか、テラの1階も2階も、他の誰のものでもない、確かな橋本さんの世界がそこに出来上がっておりました。寡黙でシャイで繊細で、微妙なバランス感覚とセンスが光る、橋本ワールド、明日からいよいよ始まりです!

 

2階の景色が一変しました。ステンドグラスを通してみる清滝の景色。

 

ここは灯りの部屋。しずかに座って、もの思うひとときをどうぞ。

 

 

木のテーブルに立つ、小さな存在感のあるオブジェたち。

 

1階は、ほんの小さな力で、さざ波のように、いつまでもくるりくるり動き続けるモビールや、複雑な陰影を持つ照明など、ほの暗いゆるやかな空間にしあがりました。

あれ、テラってこんな表情の場所でもあったんだ。

どうぞ、お好きな空間で、ゆっくりした時間をお過ごし下さいね。

 

そうそう、18日と22日のモビールづくりのワークショップ、まだ申し込み承り中です。子どものおもちゃのモビール細工とはひと味違う、大人のビターなモビールですよ。どうぞメールでもお電話でもお申し込み下さい!

| 清滝テラ | 20:43 | comments(0) | trackbacks(0) |
次の展覧会は「橋本治展」形の情景

10月15日(土)〜10月23日 清滝テラにて開催します。

ステンドグラス、真ちゅう、紙などの素材を使いながら、まさに様々な「形の情景」を創り出す名人、橋本治さんの作品展です。

ガラスを使ったアクセサリーや鏡の独特の趣にも引き込まれるし、橋本さんの大人の万華鏡の世界には、いつもハッとさせられます。紙を使ったオリジナルな版画作品、空間に揺れる真ちゅうのモビール、自立するオブジェ、照明、いろいろな創作表現がありますが、どれを見ても、ああ、橋本さんの世界がそこにあるなあ!って思わずにはいられません。

 

 

今回は下記期中の2日間、橋本さんの指導で真ちゅうを使ったオリジナルもビールを造るワークショップもおこないます。

いつも寡黙でシャイな橋本さんに教えてもらえて、橋本さんの道具も貸してもらって、作る人それぞれに異なるオリジナルなモビールが作れるというのですから、これちょっと貴重な機会です。

10月18日(火)と22日(土)2日間(午後1時半から4時頃まで)を予定しています。ぜひご参加下さい。

| 清滝テラ | 07:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
「紀伊国の手しごと作家たち」展開催中

さてさて、紀州から9人の作家たちがやってきました!

 

これは搬入のとき。

これからがんばるぞ、エイエイオー! と ときの声。

 

そして、にぎやかに展覧会始まりました。

会場すこしご覧にいれますね。

 

1階はこんな様子です。

 

手前はうるしの土器の石田佳織さん。

野焼きした土器にうるしを重ねて、強度と独特の質感を出しています。

 

 

17日、18日は、世界を旅するチャイ屋さん「Watte Chai」が、石田さんの素焼きの器にスパイスの効いたインドにいるみたいな気にさせてくれるチャイを入れてくれました。このチャイの器は、飲み終えたら「わってちゃい」、、、投げつけて割るのです。

私は、1杯飲んだら器にも愛着がわいてしまって、2杯飲んでから、気持ちの整理をつけて割ることにしました。

 

エイヤッ!

いい音して割れました。ああ、もったいない、、、いえいえ、割った器は、石田さんが砕いて、もう一度焼きものに再生するので、「破壊から創造へ」なのです。そうやって、人はさらなるところへ進んでいくのでしょう。

 

 

こちらはワタから糸へ、糸から綿へ、ものごとの始まりから行く末までを見渡し、じっくりと作品制作する菅野あゆみさん。

モノづくりは人の生き方でもあると感じます。肌に直接触って心地良い、手紡ぎ手織りの綿のストールや枕カバーなど手に取ってみてほしいです。

 

こちらは革製品の浜田靖史さん。

シンプルながら、存在感のある鞄。皮の小物やブローチです。

(南方熊楠発見の粘菌ブローチもあり!普通の人、これ作らんやろ)

人はそれぞれ何にこだわりを持つのか、モノから考えてみるのもおもしろいものです。

 

友斑定代さんの裂き織りのカバン。

服を制作するとき出る切れ端を細く裂いて織ったり、麻や葛の繊維を手織りして作品を作っています。

友渕さんの作品も暮らしの中から、何を大切にしたいか、いとおしみたいか、伝わってくるようです。

 

テラではおなじみ今竹生さんの竹紙。

いろいろな風合いの異なる竹紙をお楽しみ下さい。

 

2階にも作品たくさん展示しています。

 

澤口隼人さんの藍染めの服。

伝統的な工法による深い藍を基調に、あれ?と思うところに、素材の違いによる色の変化や濃淡ある水玉など、独特の遊び心が生きています。

 

こちらはこれまたこだわりの木彫り漆の小川和彦さんの作品。

杢のおもしろさに魅せられて、納得行くまで木を彫りだし、拭き漆を重ねる。料理もお上手というのに、「何かのために」を問うことなく、ひたむきに作品を作っています。

今回は木の魅力を生かした文鎮もあれこれ来ていますよ。

 

松本泉さんのベンチ。地元出身の松本さんは、地元の木材を使い、循環するモノづくりをめざして、座り心地のよい椅子を追求して家具を作っています。

 

 

 

奥の小部屋にあるのは松本泉さんの座椅子と今竹生さんのついたて。

4畳の小部屋にしっとりした空間が出現しています(実は、奥にお洋服のための試着コーナーも兼ねています)

 

あ、最後になりましたが、入り口近くには、人気の梅樹庵竹内さんの季節のジャムが。

今回来ているのは

栗とラム酒、イチジクと赤ワイン、白インゲン豆と柚子、梅と杏の4種類のジャム。

今回のためにオリジナル制作していただいたジャムは、フレッシュで深い味わいです!

梅とキンモクセイの花を浸け込んだシロップもありますよ。

 

 

 

| 清滝テラ | 15:26 | comments(0) | trackbacks(0) |
「紀伊国の手しごと作家たち」展まもなくです

いよいよ今週末から「紀伊国の手しごと作家たち」展が始まります。

9人の個性異なるメンバーがそれぞれの作品を出してくれますが、17日、18日には、「世界を旅する創造と破壊のチャイ屋」Watte Chaiさんが会場に来場、スパイス香る濃厚なチャイを入れて下さいます。

「世界を旅する」「創造と破壊の」「スパイスの効いたチャイ」どの言葉にも惹かれてしまいますが、さて、「わってちゃい」っていったいどういうこと!?と思われる方もいらっしゃると思いますので、ちょっと石田佳織さんの言葉をコピペさせていただき、ご紹介します。

 

(以下、石田佳織さんのコメント引用)

17日(土)18日(日)の二日間
世界を旅する
創造と破壊のチャイ屋 Watte chaiさんがチャイ屋をしてくれます
その場でスパイスをすりつぶし、淹れてくれるチャイは
濃厚で癖になる味です
そして、そのチャイカップを飲んだあと
割ってもらうのですが(割らんともってかえってもOKです)
そのあと、私が持って帰ってすりつぶし
また土に混ぜて使うのです
それは私の焼き方が野焼きなので
土を荒くした方が野焼きのときに割れにくくなるために
そうするのですが
割るのを躊躇する日本人ですが
再生のお手伝いをしてくださいと言うと
「それなら」と協力してくださいます
そもそも、本場インドでは紙コップの乗りで
飲んだらポイッと割るらしいです
数年前に、はじめてwattechaiさんから注文を受けたときは
「割りたくなる器」といわれ、どんなんや〜と理解するのに
時間がかかりました
最初は、手がかかりすぎて、きれいに作りすぎて
こんなんよ〜割らんというものしか作れなかった
それから試行錯誤し
手数がかかったら、割られへんねんやと思い
ひゅいひゅいひゅいと3回以上はかけずに轆轤を回し
ようやく、近づいたかなと思い出せてるとこです
そもそも、器の修理を行っている私が
なんで、割りたくなる器????と思いますが
最近ようやく
器は器でしかない
食べやすいように葉っぱから少し毛がはえたものだった
今では自分が器を作るに当たって
おごり過ぎないように
言い聞かせるいいプロセスになって
チャイカップを作るたんびに
ぶれてる芯が軌道修正されています

 

以上

| 清滝テラ | 19:47 | comments(0) | trackbacks(0) |
「紀伊国の手しごと作家たち」展のお知らせ

9月17日(土)〜9月25日(日)11時ー17時(最終日16時まで)

和歌山県紀伊半島の山中に在住し、暮らしの中で手しごとモノづくりに励む9人の作家展を開催します。

竹紙を作る今竹生さん、綿から手紡ぎ手織りする菅野あゆみさん、地元の木材を使い家具を作る木工の松本泉さんなど、龍神村の方々のところへは以前から幾度も通っていて、そこもなかなかの山中と思っていたけれど、今回の展覧会のために、他の方々の工房や住まいの場もお訪ねして、山深い地で、自分たちの暮らしとものづくりをする姿勢にあらためて敬服の感をおぼえました。

手しごとのモノのうしろには、人がいて、暮らしがあり、地域がある。人の生き方や土地が見えてくると、モノって俄然おもしろくなりますよ。作品にも作家にも出会ってみて下さい。

 

(画像をクリックすると拡大します)

| 清滝テラ | 12:38 | comments(0) | trackbacks(0) |
ジャワ更紗展報告

あれこれしているうちに日々は飛ぶように過ぎてー。

8月3日から7日まではジャワ更紗展でした。

会期中に会場の様子をアップしようと思いつつ、久しぶりの人々に会ったり、遠方よりの来客ありで、あ〜っという間に会期は過ぎてゆきまして、昨日で会期は終了しました。

先程塚本幸子さんは我が家から旅立ってゆかれました(実際に九州に戻られるのは明日朝ですが)。

遅ればせではありますが、展覧会の様子を少しご紹介しておきます。

 

暑い夏を鮮やかに彩るジャワ更紗の数々がやってきました。

 

様々な色や模様はすべて手描き手染め。細かにロウで防染し、ろうけつ染めで繊細な模様が描かれています。

 

ナラサキシノブさんに仕立てていただいたロングブラウスやジャケットも、おしゃれで快適な装いでした。

 

小物や衣服もあれこれありましたよ。

 

塚本幸子さんの説明に耳を傾けました。

 

初日は、塚本達彦さん特製のくらくら麺も楽しみました。

 

下界は連日37〜38度の猛暑でしたが、清滝テラの中は30度を超えることはなく、「涼しい」とまではいきませんが、クーラーなしにもかかわらず過ごせることは、ありがたいことでした。

川では家族連れや若者たち泳ぎ、私も清滝に泊まった早朝には、空也の滝で心正すひとときも持ちました。

 

今は、ひと山越えて、ホッとしつつも清々しい気持ちです。

 

 

 

| 清滝テラ | 14:22 | comments(0) | trackbacks(0) |
手描きジャワ更紗展 

2016年8月3日(水)〜8月7日(日)11時から17時まで

インドネシアと日本を行き来しながら、手描きのジャワ更紗制作を続ける工房「くらくら」の展覧会です。

「くらくら」の塚本幸子さんとジャワ島の現地職人さんが協力しながら、伝統的な南洋のろうけつ染めを手間ひまかけてて仕事しています。

 

産地ごとに色や模様の異なる更紗布様々をご覧いただける他、丁寧に仕立てたブラウス、ワンピース、スカート、パンツなども制作展示します。テラでも展覧会をしていただいているナラサキシノブさんが、くらくらの更紗布をデザイン縫製したものもあります。

会場では、会場内のデザインで布地を選んでいただいて服を制作する簡易オーダーも承ります。

 

初日のみですが、夫の達彦さんが作る「くらくら特製麺」のスペシャルメニューもあります。化学調味料を使用しない無添加スープに鶏又は豚の特製チャーシューなどトッピングを選んでいただけます。全国に隠れファンのいる「くらくら麺」。こちらもお楽しみに(予約優先、売り切れ御免)。

 

| 清滝テラ | 20:28 | comments(0) | trackbacks(0) |

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